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関西ファミリーフィッシングの雑記帳

20年ぶりに釣りを再開した小物釣り師がお送りする 大阪湾岸 家族で楽しむ釣り情報

【初心者向け】1本の竿で色々な海釣りがしたいなら「遠投磯竿3号」がおすすめ!

初心者向け 釣りコラム 釣具紹介

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何かのきっかけで海釣りを始めたいと思い立ったあなた。ようこそ!

釣りを始めるにあたって必要な道具をそろえる、じゃあまずは竿だろうと思たって検索した結果ここにたどり着いたのではないでしょうか?

あるいは釣りを始めようとして釣具店を覗かれたのかもしれません。とりあえず竿をコーナーを見てみたものの、膨大な商品数に戦意を喪失したかもしれません。高いのから安い竿、長いのから短い竿、いったいどれを選んでいいのやら分からないはずです。当然だと思います。

じゃあ調べて知識をつけてみようとネットで調べたり質問サイトで聞いてみたりしませんでしたか?そしたら人によって言ってることががバラバラだったんじゃないかと。『最初は安モンでいいよ』と言ってる人もいれば『初心者だからこそいい道具を使うべき』とまるで相反することを言ってる。良く分からない専門用語らしきものも並んでてチンプンカンプン。

「釣りってこんなにハードルが高いのか…始める前に疲れてきた…。」

そんな感じになってませんか?

どうかそこであきらめないで欲しい。是非こちらの世界へ来て一緒に釣りを楽しんで欲しいんです。そんな思いで私なりに初心者向けの釣具を提案したいと思います。

まずは釣竿から選んでみましょう。

別の記事になりますが、初心者におすすめのリールも紹介しています。併せてご覧ください。

目次

こんな人を想定した釣竿を提案します

お金をかけずに色々な海釣りがしたいあなたへ

この記事ではこんな人に向けた竿を提案します。

  • 釣りは初めてもしくは長いブランクがある
  • なるべくお金をかけたくない
  • ターゲットは何でもいいからとにかく魚が釣りたい
  • 手軽に波止(防波堤)や海釣り公園で釣りをしたい
  • 最低限の道具でいろいろな釣りをしてみたい
  • とりあえずエサ釣りから始めたい

ケチくさくてわがままだな!

でもこれは数年前に20年ぶりの釣りを再開しようとしていたころの私の考えそのものです。とにかくいろいろやりたいけどなるべく金はかけたくないっていう。

そんな私が釣り初心者から再スタートし3年以上が経過しました。その経験を通して辿り着いた、初心者はとりあえずこれを買っとけという釣竿を提案します。

目的が明確なあなたは釣具屋へ

例えばチヌを釣りたいとか船で鯛を釣りたいとか、釣りたい魚や釣り方が明確に決まっているあなた。すいません。今の私では力になれそうにないです。

でも大丈夫。釣具屋に行って店員さんにそれを伝えれば一式揃えてくれます。高い道具を買わされるかと思うかもしれないけど、予算を伝えればそれに応じたベストを提案してくれるはずです。

逆に釣具屋で「何でもいいからとにかく釣りをしたいので道具を選んで欲しい」と店員さんに伝えても困惑されると思います。お母さんに「今日の晩御飯何がいい?」と聞かれて「何でもいい」と答えたら怒られるでしょ?そういうことです(どういうことです?)。

あと、ルアーで釣りをしたいという場合もこの記事はあまり役立たないです。紹介するのは主にエサ釣りをするための竿。ルアーで釣りをするには基本的にルアーロッドが必要です。

「ちょうどいい」竿を提案します

最終的にこの記事で提案する釣竿は釣竿の一流メーカー品ではありますが、釣りに慣れた人からしたら「安物」の類です。なので1万円もしません。かといって5千円以下でもありません。

安すぎる竿は主に耐久性という点で問題があります。だからといって耐久性や性能を追及していくとどんどん価格が跳ね上がる。そりゃ高い竿は素材から何から違うんだからいいものに決まってます。この記事で紹介する釣竿はその点で「ちょうどいい」ランクのものです。高い竿はそれに慣れてから選んでも遅くないはずです。

磯竿にまつわるエトセトラ

一口に釣竿といっても釣り方や対象魚に合わせて投げ竿やルアーロッドなどいろいろなタイプの竿があります。特に近年はどんどん細分化が進む傾向にあり、例えば「柔らかく軽いルアーでアジを釣るための専用竿」ともいえる竿もあります。アジングロッドってやつですね。

この細分化というのが厄介で、未経験者が釣りをするにあたっての最初の一歩を阻んでいるひとつの要因だと思っています。選択肢が多すぎる。

そんな中、堤防や釣り公園でエサ釣りをするなら「磯竿」が第一の選択肢となります。具体的な釣竿をオススメする前に磯竿について最低限知っておいてもらいたいことがあるのでこれから解説します。

磯竿にまつわる数字のスペック

釣具屋やネットショップで釣竿を探したことがあり、とりわけ磯竿を見ていたなら2号とか3号という数字、そのあとに[360]とか[400]とかいう数字がついた商品がありませんでしたか?それらを組み合わせて[3-360]とか[3-400]とか省略して表記してあったりもします。

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3桁の数字は竿の長さ

まず分かりやすいほうから説明しますと、360など3桁の数字は竿の長さです。単位はセンチメートル。360なら360センチ、つまり3.6メートルですね。

36、40など2桁で表記されているものもありますが、末尾の0が省略してあるだけです。

磯竿は短いもので3メートルぐらいから、長いもので6.3メートルぐらいです。長いほうが沖に届くから有利なのではと思うかもしれませんが、成人男子であれば通常は4メートル前後が扱いやすいと思います。長いと必然的に重くなって疲れるし、そうなると振り回すのも大変です。

竿の”号”ってなんぞや?

最初に表記されている1桁の数字は「号数」を表します。[2-]だったり[3-]だったり。

最初の釣竿、とりわけ磯竿を検討している方はこの「号数」について調べられたかもしれません。なんだこの数字?って。そこでは『対応できるハリスがどうのこうの』という記述を見かけたんじゃないかでしょうか?今から釣りを始めようっていう人が読んでもピンとこないですよね。

厳密に言えば3号の竿なら3号のハリスを使うと竿のしなりと相まってベストなパフォーマンスを発揮するんだよ~ってことなのですが、初心者はあまり気にしなくていいです。3号の竿で1号のハリスが使えないってわけじゃないし。目安としてとらえてください。一応説明しておくとハリスというのは釣り針に結びつける透明な細い糸です。

竿の号数とハリスの号数の関係。私も理屈では分かっているのですが、実体験としては未だにピンと来てません。

号数が低ければ軟らかい 高ければ硬い

竿の号数について、誤解を恐れずざっくり説明します。

磯竿だと1号から5号ぐらいまでの号数がラインナップされています。この号数が小さいほど竿が軟らかいと思ってください。竿の先にオモリをつけて垂らしたとしたら1号は軽いオモリで竿がしなりますが、5号だとかなり重いオモリじゃないと竿はしなりません。加えて言うなら同じシリーズで同じ長さの竿だと一般的に1号は軽く5号は重い。1号は細く5号は太い。

ちなみにこれはあくまで磯竿における号数の話で、投げ竿や船竿の号数は対応するオモリの重さになるのでまた話が違ってきます。ルアーロッドはまた別の概念があったり。釣りで使う単位って釣りのジャンルによってバラバラなのでホントややこしい。

「磯」で釣りをしないけど「磯竿」でいいの?

さっきから「磯竿」って言うけど磯で釣りをするつもりはないんだけどな?って思っているあなた。私もかつて同じ疑問を持ちました。海釣り公園や波止(防波堤)で釣りをするのに磯竿って違うんじゃないの?海釣り公園竿とか防波堤竿ってないの?

確かに”防波堤竿”と銘打って販売されている竿もあります。でも単純に「防波堤竿=磯竿」って解釈してもらって問題ないです。構造は同じです。

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波がザッパーン!岩がゴツゴツ!ファイトいっぱーつ!の磯じゃなくて、こんな穏やかで安全な防波堤で「磯竿」を使ってもいいのです。

錘負荷を超えたオモリを使うとどうなる?

対象魚と同じくパッケージに錘負荷という表記があり、”5号~15号”というように範囲指定がされています。”下限は5号で上限は15号までだよ”と。また”号”が出てきましたが、オモリの単位でいう1号はおよそ3.7グラム。5号ならおよそ19グラムです。

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端的に言いますと「この範囲のオモリを使って釣りをするとベストパフォーマンスを発揮して使い易いよ」ということになります。仕掛けを投げやすかったりアタリがわかり易かったり。またその範囲を超えたオモリを使うと竿の破損につながる場合があります。

例えば下限が5号の竿に1号のオモリをつけてもひとまず問題はありません。感度が悪くてめちゃくちゃ扱い難いとは思いますが。上限はちょっと注意。実際この数字を超えたオモリを使ったら即座に竿が折れるなんてことはそうそう無く余裕をもった上限値なのですが、仕掛けを投げるときにちょっとヒヤヒヤすると思います。「こんなに竿がしなって大丈夫?」みたいな。

というわけで可能な限り錘負荷の範囲内にあるオモリで竿を扱いましょう。カゴに撒き餌を詰めたりする場合はその重さも勘定に入れて。まあ範囲内であっても扱いが悪いと折れちゃいますけどね。

竿に対象魚が書いてあるけどそれ以外は釣れないの?

プラ製の箱に入った竿なんかは、パッケージに対象魚が書いてあると思います。例えばこんな感じで。

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この例でいうと左から順に2号3号4号の磯竿。表記してある対象魚がそれぞれ違います。この対象魚はあくまで目安ととらえてください。その魚を釣るのに適しているという目安なので、号数がひとつ違うからといってとたんに釣れなくなるわけじゃないです。

まずは号数が大きいとパワーがあるので大物用の竿ぐらいの認識でいいかと。厳密には魚のサイズ、釣り方や仕掛けに適した号数というのがあります。1号だからといって決して小物釣り専用というわけではないんですが、それは釣りに慣れてから実感できてくることだと思います。

で 初心者はどんな磯竿を買えばいいの?

まだ釣りに慣れていない初心者。どんな釣りをしたいのかさえはっきり分かっていない初心者。とりあえず何でもいいから魚を釣りたいんだという初心者。そんな人が最初の一本として買うにはどんな竿がいいのか?

前置きが長くなりましたがそろそろ紹介したいと思います。

「遠投磯竿3号万能説」を提唱します!

3号の遠投磯竿があればいろいろな釣りが出来る!

ここで私は独断と偏見でこれを提唱します。

遠投磯竿3号万能説

突然すいません。声を大にして伝えたいので大きく書きました。遠投磯竿3号。これの竿はなんでもこなす器用な竿といえます。

釣り方でいえば、

  • サビキ釣り
  • 投げサビキ釣り
  • 探り釣り
  • カゴ天秤釣り
  • 小物のウキ釣り
  • サヨリの遠投ウキ釣り
  • タチウオのウキ釣り
  • タチウオテンヤの引き釣り
  • ちょい投げ釣り

など。実際に私が3号の遠投磯竿でやってきた釣りです。

2本目の竿を選ぶ基準を持つための竿として

じゃあそれぞれの釣りをするにあたって3号の遠投磯竿がベストかというと、やっているうちに大かれ少なかれ不満が出てくると思います。帯に短し襷に長し。ちょっと3号だと重いなとか、ちょっと硬すぎるとか。

言ってることが矛盾しているのは承知の上ですが、厳密な意味で「万能竿」というものは存在しません。でも次に買い足す竿はそこをふまえて選ぶことができる。2本目の竿は自分的に満足がいくベストなものが選択できるはずです。

先人が創意工夫をしてきた結果、ターゲットの魚に合わせて多種多様な釣り方が生み出されました。同じ魚を狙うにしても釣り方が異なる場合もあります。そんな中、釣りを始めたばっかりならどんな釣り方が好きになるかなんて分からないじゃないですか?好きになった釣り方のために「2本目の竿」を選ぶには自分の中で基準になる竿が必要だと思います。

釣りに慣れてきたし釣りたい魚や釣り方も決まったので2本目の選ぶ。初心者を卒業しそこにたどり着くまでの1本目としてベストチョイスなのが遠投磯竿3号なのです。

結論!私のオススメはこの遠投磯竿!

というわけで、これまでの内容を前提に私が初心者にオススメする竿を具体的に選びました。

遠投磯竿3号と銘打った竿は各釣具メーカーから発売されています。ですが使ったことも無い竿を並べて「オススメ磯竿20選」とか私は言いません。これだという1本のみ。

「シマノ(SHIMANO)のランドメイト3-450PTS」がオススメ!

ずばりこれ、シマノのランドメイト「3-450PTS」。私はこれを初心者用の竿として提案します。

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

 

価格は上のリンクをクリックしてご確認ください。

ネットでの販売価格はだいたい6,000円から7,000円というところでしょうか。品番の最後に「PTS」という文字列がついていますが、これは遠投しやすい仕様になった磯竿と解釈してください。

遠投すれば必ずしもたくさん魚が釣れるとか大きな魚が釣れるってわけじゃないです。しかし仕掛けを遠くに投げることができれば広い範囲を狙うことができ、それだけ魚と出会える確立が高くなります。

じゃあ遠投しやすい仕様の竿って具体的にどういうことか?品番に着いている「PTS」からそれを読み解いていきます。

【P】パイプシートでリールをガッチリ固定できる

[P]はリールの取り付け部分が「パイプシート」という意味。

ねじ込み式のパーツを使うことでリールがよりがっちり固定できるリールシートです。投げ竿やルアーロッドもほとんどはこのタイプのリールシートですね。

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遠投仕様ではない磯竿のほとんどはリールシートの金具をスライドさせてパッチン留めするスナップ式ですが、それよりしっかり固定できます。

どっちが優れているというわけでもないですが、投げる動作が必要な釣りにおいてはパイプシートのほうが安心感があります。

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上がパイプシート、下がスナップ式のリールシートです。FUJIのウェブサイトに詳しく解説がありますのでご参考に。

【TS】大きなテレスピンガイドで遠投性能アップ

末尾の[TS]はガイドがテレスピンガイドということ。ガイドはリールから出た糸を通す穴のことです。

全体的に投げ竿やルアーロッドのような径の大きなガイドになっています。これにより普通の磯竿よりラインとガイドの接触による摩擦抵抗が少なくなるのでより遠くに仕掛けが投げられるというわけです。

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上がランドメイト3-450PTS(自分で補修したためガイドが一つ少ないのですが)のテレスピンガイド、下が遠投仕様ではない普通の磯竿についている通常サイズのガイドです。中でも一番手前のガイド径に大きな差があるのがお分かりいただけるでしょうか。テレスピンガイドはかなり大きいですね。

カメラに詳しい人はテレときいてピンときたかもしれませんが、このテレの綴りはレンズでいうテレ側のTELE。WIDEと反対のTELE。つまり”遠い”ということ。ガイドの足の部分が長く、竿本体から遠い位置にあります。これも摩擦抵抗を下げる要因となります。

このテレスピンガイドのおかげでちょい投げ釣りなどでも飛距離がでやすくなり、より遠いポイント、より広いポイントを狙うことができるというわけです。

メーカー的にも”万能竿”と位置づけている

ちょっと細かくて見づらいかもしれませんが、これはランドメイトのパッケージに表示されている対象魚と釣法の一覧表です。3-450PTSは一番上。

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ほら、この竿なら何でも釣れますって感じじゃないですか?

一番右に見慣れない”タマン”と”アキアジ”の表記があってそこは対象外ですが、どちらかというとこれは特殊な釣りで初心者が手を出すものじゃないので気にしない。

この表を見ると、3-450PTSより長い3-530PTSのほうが◎(二重丸)が多いからさらに万能じゃないの?と思うかもしれません。でも実際持ってみると分かりますが5.3メートルってかなり長くて扱い難いです。それに重量も3-450PTSより80グラムほど重い。たかが80グラムされど80グラム。長い時間竿を手持ちにして釣りをするなら大きな差です。疲労度が全然違ってきます。

ゆえに私は3-450PTSを推します。

選ぶ理由はサポート体制とコストパフォーマンス

シマノ、ダイワ、がまかつ。これが国内三大釣竿メーカー。

シマノとダイワは初心者から上級者までをターゲットにした幅広いラインナップ、一方でがまかつはあまり初心者をターゲットにしていない感があり低価格帯のラインナップがありません。

というわけで初心者は低価格帯のラインナップが豊富なシマノかダイワから選ぶのが無難です。

これ以外にもリーズナブルで品質のいい竿を作っているメーカーはたくさんありますが、なぜシマノかダイワから選ぶのがいいかというとサポート体制が整っているからです。

サポートが必要なのは壊してしまったとき

どういうときにサポートが必要かというと破損したとき。竿が折れたりガイドが壊れたりとか。

特に竿の先端は破損しやすいです。釣りを続けるなら必ず遭遇するトラブルです。

その場合は自分で直すって手段もありますが、基本はそのメーカーを取り扱う釣具店に持ち込んでメーカーに修理を依頼する流れになります。もしくは壊れたパーツだけ取り寄せたり。この2メーカーを扱っていない釣具店は全国探してもまず無いはず。

修理・パーツ注文の流れ│アフターサービス│シマノ -SHIMANO- 

追記(16/09/14)
言ってるそばから本当に破損してしまったので記事にまとめました。 メーカー品はやっぱり安心。身を持って知る。

ランドメイトは三大釣竿メーカーで一番安い磯竿シリーズ

さらにこの竿を選んだ理由は三大釣竿メーカーの磯竿シリーズで一番低価格だから。シマノではこのランドメイトに”がんばロッド”という名を冠して初心者向けのシリーズに位置付けています。まさに初心者にうってつけ。

ん?”がんばロッド”って親父ギャグのようなネーミングが恥ずかしいって?

大丈夫です。安心してください。竿にはひとことも”がんばロッド”って書いてないから。確かパッケージにシールが貼ってあるぐらいだったはず。

低価格だからって作りが安っぽいなんてことはありません。Amazonのレビューなんかを見てもらえれば分かると思いますが、”がんばロッド”シリーズはコストパフォーマンスという点において評価が高いシリーズです。

私自身もこの竿を使っているわけですが、釣行後のメンテナンスをしっかりやれば長く使える道具だと思います。メンテナンスと言っても特別なことはしてなくて、竿本体とガイドを流水で洗って乾かすだけですけど。

私自身が実際に使って満足してるからこそ、この竿を1本目の竿としてオススメしたいと思います。 

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

 

『安い』とは書きましたが…

”安い竿”ということでこの竿を紹介したのですが、正直この竿を買う前の私にとって6,000円を超える竿というのは”高い竿”でした。それまではずっと2,000円台の竿を使ってたので。

竿の値段がピンからキリまであるのは知ってました。数万するような高級品は素材からなにから違うんだろうけど、数千円違ったところで大差ないだろうから2,000円台ので十分じゃないかとすら思ってました。でも有り難いことにこのブログの収益でランドメイト3-450PTSが買える目処がついたので、「試しに一流メーカー品の竿を持つのもいいか」と購入。

そして手にしてみるとやっぱり違うんですよねえ。2,000円台の竿と比べて塗装の質感とかパーツの精度とかがまるで違う。「これなら大きな魚が釣れるに違いない!」という根拠不明の希望すら湧いてくる。ああ買って良かったなと思います。

エサ釣りもルアー釣りも一本の竿でやりたいというなら

冒頭にも書きましたが紹介した竿はエサ釣りをすることを前提にした磯竿です。ルアーもやってみたいからといって磯竿でやるのは少々無理があります。

磯竿でルアー釣りをすることはできないのか?

磯竿はルアーロッドに比べて穂先が柔らかい。ルアーで魚を釣るには生きているようにルアーを動かす必要がありますが、磯竿はその点において不利です。なぜなら竿をグッと立ててルアーをピョンと動かそうとしても竿先がしなってそのパワーを吸収してしまいますから。ルアーはほとんど動きません。

ただ巻きといって一定速度でリールを巻いてルアーを引いてくるアクションなら出来なくはないです。引っ張り上げては沈めるリフト&フォールも出来なくはない。でもルアーロッドに比べたら磯竿は長くて重いので何度も繰り返してキャストするのはかなり疲れる。

ゆえに磯竿でルアーを扱うのはちょっときびしい。

エサもルアーもやりたいならルアーロッドを選ぼう

じゃあ反対にルアーロッドでエサ釣りはできないのかと言われたならできなくもないという答えになります。少なくとも磯竿でルアーをやるよりはいい。

ルアーロッドでエサ釣りをするデメリットを挙げるとするなら、

  • 竿の全長が短いのでサビキなど長い仕掛けが扱い難い
  • 竿先が硬いのでアジなど口が弱い魚をばらしやすい(口から針が外れやすい)

こんなところです。

3メートルを超える長さのルアーロッドもありますが、それは基本的に重いルアーを扱うことを前提にしているので竿先がかなり硬い。竿先が柔らかくて軽いルアーが扱えるルアーロッドもありますが、そうなると長さが2メートル未満になるので仕掛けが扱い難い。

そんな中であえてエサ釣りとルアー釣りが両立できるルアーロッドを選ぶとするなら、3メートル弱のシーバスロッドかなと思います。

あえて選ぶならシマノのルアーマチック

磯竿と同じくなるべく安くて品質のいいものという基準で選んでみましょう。

そうなるとランドメイトと同じくシマノのがんばロッドシリーズにラインナップされているルアーマチックが第一候補になります。これも三大釣具メーカーの中で一番安いルアーロッドのシリーズです。

ルアーマチックは対象魚やルアーにあわせて10種類以上のバリエーションがありますが、エサ釣りもするなら一番長い「ルアーマチックのS90ML」がいいと思います。 

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S90ML

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S90ML

 

9フィートなんでおよそ2.7メートルの長さになります。 それより10センチほど短いS86MLもなんとかエサ釣りに使える長さですね。

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S86ML

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S86ML

 

これらのロッドでもサビキ釣りぐらいは出来ると思います。

ただやはり長さが足りないのと竿が硬いという点でエサ釣りをするにはストレスが溜まるかもしれません。 なのであえて選ぶとしたらこれということでご理解を。

エサ釣りには対象魚や釣り方に合わせた磯竿、ルアー釣りも対象魚やルアーに合わせたルアーロッドを選んだほうが釣りそのものを楽しめるはずです。

1~3千円ぐらいで買えるセット商品ってどうなの?

激安セットでも釣れるっちゃあ釣れますが

オススメの竿が紹介できましたので、安い釣竿について実体験を交えたこぼれ話を。

釣具屋に行くと入口付近に安い釣具が陳列されていると思います。1000円程度で竿とリールと仕掛けがパックされたオールインワンセット的な商品。たとえばこういうやつ。 

RISEWAY(ライズウェイ) ロッド 釣れるンジャー サビキセット 300(3.0m)

RISEWAY(ライズウェイ) ロッド 釣れるンジャー サビキセット 300(3.0m)

 

これで釣れないの?と聞かれたならば私は釣れると答えます。

初めて釣りをするけど今後続けるかどうか分からない、とりあえずお試しで釣りをしたいっていう人になら手軽でいいと思います。初めての釣りでも要領をつかんでタイミングさえ合えば爆釣できるはず。

極端に安い竿は耐久性に難あり

ですがそれに気をよくして2回3回と使っていると、だんだん支障がでてくる可能性が非常に高い。非常に。

ガイドが錆びてきたり接着箇所が劣化して竿から外れたり。リールも同じく金属パーツが錆びてきたり、稼動部分の動きが硬くなってきたり。

こうなってくるとトラブルが頻発するようになり、対処とストレスで釣りどころじゃなくなります。安いものには安いなりの理由がある。私は基本的に「安物買いの銭失い」気質なので、この手のものを買ってはトラブルを経験することでそれを学びました。

激安の釣具は耐久性に難アリ。必ず覚えておきましょう。1回きりと割り切るなら全然アリですが。

安い竿ほど折れにくい?

竿の破損として一番多いのは「折れる」ということです。釣りを続けているならおそらく誰しもが経験することだと思います。

これに関しては「高い竿ほど折れやすい」傾向があったりします。釣りの最中に正しく使っていればたいがいは問題ないですが、竿を伸ばすときや収納するときなど竿先にうっかり負荷をかけちゃうと簡単にポッキリ。シャーペンの芯を折るようにポッキリと。これは素材がカーボンだから。もちろん全てがそうというわけではなく、折れにくい工夫を凝らした高い竿もあります。

反対に安い竿は折れにくかったりします。なぜなら竿の素材がグラスファイバーの場合が多いから。グラスファイバーは粘りがあるので無理には曲げてもなかなか折れることはないです。それと引き換えに重いのですが。

購入時に商品の状態を確認

あと、この手の商品はお店の入り口付近に陳列されていることが多いので、日光で樹脂素材が劣化していることがあります。

プラスティックのパーツが脆くなっていたり、ラインに陰毛のような巻き癖がついて竿に絡んだり。きちんとした店は買うときにチェックしてくれると思いますが、黄ばんだパッケージでそのまま売ってるような店もあるんで注意。

その他、大きなチェーン店だと独自のセット組みで対象魚や釣り方に合わせた竿とリールを販売していることがあり、ものによってはリーズナブルでとてもいいセット商品もあります。なのですべてを否定することはしません。ただ初心者には見極めが難しいと思います。 

なぜか良く釣れるジンクスも

安物に限界を感じて新たな竿やリールを購入すると、この手の安物セットは2軍とか予備、非常用にまわされる運命になるかと思います。子供用の竿にしたりも。

私もそんな感じで、何かしらメインの釣りをする傍ら1,000円で買った竿とリールのセットは針とオモリだけの簡単な仕掛けにアオイソメなどの虫エサをつけて足元に垂らして放置、ラッキーヒットを狙うだけの存在となりました。いわゆる捨て竿ってやつです。

でもこれがどういうわけだか本当にヒットを打ったりするんです。メインの釣りはさっぱりなのに安物セットにだけがんがんアタリが出て大きな魚が釣れたり。期待してないから殺気が魚に伝わってないんだろうか?と思うほど。

まあ、それでもすぐ壊れちゃってそのうち使いものにならなくなるんですけどね。

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こちらは980円のリール&竿セットで釣った25センチオーバーのキスです。キスを釣り上げたこの1ヵ月後、竿に接着されていたプラスティック製のガイドが次々に外れ出し、あえなくゴミ箱行きとなりました。リールはラインの巻き替え用アイテムとしての余生を過ごしています。

 竿が選べたらリールを選ぼう

 竿が決まれば次はリールです。こちらも”一台で色々使えて安上がり”というコンセプトで提案します。