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関西ファミリーフィッシングの雑記帳

20年ぶりに釣りを再開した小物釣り師がお送りする 大阪湾岸 家族で楽しむ釣り情報

【釣行記】動かない潮の中で五目釣り@平磯海釣り公園[2016.10.10]

釣行記 [釣場]平磯海づり公園

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私が高校生から大学生のころですから90年代中盤から00年代始めぐらいですかね。

ソニーミュージックが主導した「テクノ」ブームが到来し、私はその中にどっぷりとはまっていました。たぶんそのブームも私がテクノを聴くようになったのも、電気グルーヴの「ビタミン」というアルバムが世に出てそして日本の市場に受け入れられたことが契機だったと記憶しています。 

VITAMIN

VITAMIN

 

レコード会社の「歌が入ってないから売れない」という姿勢に対して「こんなポップなのに」と対抗していた当時の石野卓球はとてもカッコよかった。火曜深夜にあった電気グルーヴのオールナイトニッポンも欠かさず聴いていました。

それはそれで置いといて、ロック好きがビートルズにたどり着くように、レゲエ好きがボブ・マーリーにたどり着くように、テクノの潮流をたどって私もYMO(イエローマジックオーケストラ)にたどり着いたわけです。

そこからさらにさかのぼってYMOの核ともいえる細野晴臣のソロ時代にたどり着き、いわゆる「トロピカル三部作」を愛聴するようになりました。私の一番好きな季節ともいえる日本の夏、または見知らぬ南国に逃避できる素晴らしい作品群です。その中でも一番好きな曲は「はらいそ」。 

はらいそとはパラダイスのこと、そして天国の意を持つ言葉でもあります。

日ごろこのブログをご覧いただいている皆様におかれましては「冒頭からこいつ何書いてんだ?」とお思いかもしれませんが、何を言いたいかというと「ひらいそ」で釣りをしてきたんですよ。平磯海釣り公園。いわば釣り天国ともいえる平磯に!ひらいそに!

まあとにかく行ってきました(逃げ)。

大混雑の平磯海釣り公園

前置きが意味不明で長い…ということはたいした釣果じゃないか?とお思いかもしれません。おめでとう!正解です。とはいえ記録はしようと思うのでしばしお付き合いください。

開園時間前から大行列

3連休最終日の10月10日。

一年で一番気候のいい時期。一年で一番釣果が期待できる時期。連休前半は荒れ模様でやっと迎えた快晴日。直前に放映された四季の釣りは平磯が舞台。もう混雑する条件満載。あえて行ったのは手元にDYFCがくれた割引券(大人200円引き/子供100円引き)があったのと、釣り公園に行ったことがない家族の要望があったからです。

それでも「30分前に現地に着けばだいたい好きな場所に入れるでしょ」と甘く見ていたら2号線の信号を曲がって一つ目のカーブを曲がったらもう入場待ちの車列が。5時半でこの状態。

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10月は6時開園のはずなので、じゃあそれまでちょっくら仕掛けの準備でもしとくかと車を降りてハッチバックを開けたら車列が進み始めました。どうやら前倒しで開園しているらしい。あわてて車に乗り込み受付へ。20分ほどかけてようやく入場できました。あとで入場証を見たら受付時間5時54分。

基本料金4時間、大人1,000円×2人、子供(息子)600円×1人、駐車場500円。あと子供見学(娘)100円×1人で合計3,200円。割引券で大人200円×2、子供100円×1が引かれたので2,700円を受付で支払いました。普段は無料の釣り場でやってるのでえらく高いく感じたわけで。

30分タチウオチャレンジ!

今日は最初に試してみたいことがありました。それは「朝まずめの平磯でタチウオが釣れるか?」ということ。

朝まずめの平磯でタチウオが釣れたという話は聞いたことがない。でもこの日の日の出は6時ちょうど。セオリーでいうなら開園から30分ほどはなんとかタチウオが狙える時間帯です。ちょっとやってみよう。

5時54分にゲートから入って右折、釣り台に降りるタラップ付近に車を停めて急いで釣り場に向かうとタラップ付近の場所がちょうど空いてました。時間も無いしここでいいや。

タチウオの用意をする前に家族用のサビキを急いでセッティングします。そのかたわらで海を覗くとカタクチイワシの大群がギラギラと朝日を反射。沖に見えるブイのアタリではなにやらボイルが起きてます。海が騒がしい。ええんちゃうええんちゃう?

急いでセットしたサビキの竿を息子に託しゲッターをセッティング。ウキ釣りなんて悠長にできませんので早く沈んで早く狙えるジグかゲッターしかありません。だめだったら30分で諦められるよう今日はキビナゴを3匹だけ持ってきました。なんだかんだで15分ほど経った6時10分頃に一投目。

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底の荒い平磯なんでゲッターで底を取るのは勇気がいりましたがなんとか確認して底から攻めます。ほぼ干潮、40メートル沖ぐらいで5号のゲッターでカウント10秒ぐらい。意外と浅いな。

投げては引き投げては引き。そして気がつけばあっという間に30分が経過してしまい、辺りはすっかり朝の景色に。

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というわけであっという間に終了。ノーバイトで終了。途中コツっとした感触はありましたが多分根に当たっただけでしょう。 言い訳になりますが狙える時間が短すぎる。後日、夕まずめに釣れた情報を見たので、狙うならそっちのほうがいいんでしょうね。 

とにかく潮が動かない状況で五目釣り

開始から一時間はイワシラッシュ

先行して家族が始めていたサビキは好調な滑り出し。ウルメイワシがどんどん釣れます。海を覗いてもひっきりなしに群れが行ったり来たり。サイズも17センチぐらいを筆頭にしたなかなかのサイズ。頑張れ頑張れ家族。せめておかずは確保してくれ。

今年は例年に比べてウルメイワシがよく釣れてるような気がします。順調にサイズアップもしていってる感じ。メザシに加工されたかたちではお馴染みの魚ですが、生の状態で魚売場に並ぶことが少ない魚なので貴重かもしれませんね。そんなわけで一時間ほどバタバタと釣れ続いて30匹ほどでしょうか。うん、これで晩御飯のメインディッシュにはなりそうだ。

 しかしまあその後のサビキはさっぱりでして、僅かにイワシを追加、あと微妙なサイズのアジが数匹という結果に。この原因は多分…

平磯が静止する日

平磯っていうと「激流」。

私はそのイメージです。投げた仕掛けがどんどん流されて投げ釣りは即根がかり、足元でも仕掛けが斜め潮下に落ちていく。そんなイメージ。

それがまあ今日は静かなこと。まるで池で釣りをしているがとごく流れが無かったのです。潮汐はこんな感じ。長潮で干満差が少ない。 

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ここは明石海峡付近。いつでもそれなりに潮が動いてるものかと思ってたらほぼ静止。8時半が干潮の潮止まりだったので余計にそうだったんでしょうが…

想像してみてください。

横の人と数メートルしか離れていない大混雑の釣り場で、沖合い30メートルぐらいに投入した投げサビキを10分放置したらどうなるか?普通は横へ横へ浮きが流されて大迷惑です。それが今日は10分経ってもその場で止まっている状態。

足元にチャリコの死体が浮いてるなと気付いた20分後、もう1回確認したら数メートル移動しただけ。こりゃダメだ。

こんだけ流れがないと魚の活性も上がりません。お手上げ。よって最終的に貧果。まあ、激流だったら激流で貧果だったら「潮が速過ぎて釣りにならなかった」って言い訳するんですけどね!

そんな中、なんとか針に掛かって来てくれたイカした仲間たちを紹介するぜ! (ちなみにイカは釣れてない)

朝イチでやった引き釣り、ずっと続けてたサビキの他にやったのは、シラサエビをエサにした足元の胴突き探り釣りとちょい投げ釣り。あとはジグを投げたりエギを投げたりしたが釣果は聞かないでくれ。

初めましてそして即サヨナラのオニオコゼ

足元壁際でやっていた短竿でのシラサエビの胴突き。

頻繁にアタリはあるもののなかなか針掛かりせず、仕掛けを上げると齧られたシラサエビ。たぶんフグかカワハギと思われ。事実フグは2回ほど釣れてきました。

そんな中、アタリがあってアワセたもものズーンと重いだけの感触。根にもぐられちゃったかと竿を立てるとちょっとづつ引いてこれる?これはアレだ。岩とかホヤを釣っちゃったパターンだ。竿をしゃくっては巻きポンピングで回収。

2本針の上には小さなガシラが付いてました。下の針には赤黒い塊。ああやっぱり岩だわ。海草付きの。とりあえず上げて外さないと。よいしょ。

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岩だけど岩じゃなかった!いや岩じゃない!ピグモンだ!いや魚だ!

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オコゼの中のオコゼ、オニオコゼでした。割りといいサイズ。初めて釣った。体に土っぽいのが付いてるけど、藻なのか擬態なのか。

もちろん毒魚というのは知っていたので、ひとしきり観察したあとにハリスを切ってリリース。あまり知識がなくて体中のいたるところに毒針があると思い込んでおり、うっかり子供が触ると大変かなと思って。あとで調べたら毒があるのは背びれだけなのね。それならキッチンバサミでカットして持ち帰ればよかったとあとで後悔。料亭クラスの場で出る高級食材なのに勿体無いことをしました。次は持って帰ろう。

肝がたっぷりのカワハギとその他

足元の探り釣りがエサを取られるばかりでイマイチなので、そのまま胴突き仕掛けをシーバスロッドに付け替えてちょい投げ。たしかここは20メートル付近まで捨石が入っているはずなのでその切れ目付近を狙うイメージで沖目に投げて引いてきます。

するとなかなかいい引きをみせた魚が上がってきました。

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手のひらサイズのカワハギ。青空に映えるね。釣り上げるとグーグー鳴いてます。カワハギは周囲でもポツポツ釣れてました。いつかさかなクンが解説してたけど足元より投げのほうが針掛かりはし易いですね。水中を浮遊しているエサを捕食するときより、海底にあるエサを捕食するときのほうが警戒心が薄れるんだとか。

捌いてみるとなかなかの肝。血抜きしてなかったんで赤っぽかったんですが、醤油で溶いて肝醤油に。その他に同じ釣り方で釣れたガシラとベラと一緒に刺身でいただきます。

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うん、濃厚でよろしい。非常によろしい。魚にしろ牛にしろ鶏にしろ肝は大好きです。時期的に専門に狙うのもいいかもね。

その他に釣れたのはチャリコが数匹。ちいさくてもタイ。意外と引くので楽しい。それと見知らぬ魚が釣れてきました。

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最初はウリボウ(イサキの子)と思ったけどそれにしちゃカラフル。縦縞(魚の頭を上にした状態で見た縞の向き)から察するにシマイサギかコトヒキかと思いましたが、模様がちょっと異なる。なんとなく南方系のたたずまい。

分からないのでTwitterに投稿したところ「コロダイ」の幼魚との答えが。

 

調べてみたら模様が完全一致。ありがとうございます!インターネットすごい。

死滅回遊魚か…リリースしても数ヵ月後には死んじゃうんだな…じゃあ食うか。というわけで食べましたが、お汁の出汁にしたので味はよく分かりません。

こんな感じでポツポツは釣れましたが不完全燃焼。なので1時間延長して粘りましたが特筆すべき釣果は無く。周りもこんな調子なので、朝イチに入られた方は10時前後を境にドンドン退場されてました。今日はアカン日やったんや。仕方ない。

家族揃って物足りなさを覚えながら帰宅。来週末に他の場所でリベンジしたいと思います。そろそろタチウオが本格化しそうだし。

魚種豊富で生き物好きとしては満足

パッとした釣果ではないものの、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシ、マルアジ、チャリコ(マダイ)、ガシラ、オニオコゼ、ベラ、コロダイ、ウリボウ(イサキ)、カワハギで十一目達成です。

生き物好きの視点でいえば、オニオコゼとコロダイというレア魚がゲットできたので満足と言えば満足。さすがに明石海峡付近で漁礁が豊富な平磯、湾奥と比べたらいろんな魚がいますね。それほどおいしい思いをした経験はないに関わらずこの辺りまで足を延ばして釣りをしたくなるのは、こういう魚との出会いがあるからかもしれません。

釣果情報

  • 釣行時間:2016年10月10日(06:00~10:30)
  • ポイント:神戸市平磯海釣り公園
  • 天気:晴れ(過去天気リンク
  • 気温:ここ数日で急に寒くなったが日が出ると暑い
  • :強めの北風だったが背後に壁がある平磯では影響なし
  • 自分の釣果カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシ、マルアジ、チャリコ(マダイ)、ガシラ、オニオコゼ、ベラ、コロダイ、ウリボウ(イサキ)、カワハギ
  • 周囲の釣果:上に同じ、アオリイカ

料理方法

  • イワシ類とアジ類:カルパッチョ
  • カワハギ、ガシラ、ベラ:刺身
  • その他の魚:だし汁