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関西ファミリーフィッシングの雑記帳

20年ぶりに釣りを再開した小物釣り師がお送りする 大阪湾岸 家族で楽しむ釣り情報

【釣魚レシピ】初めての魚料理にこの一冊!「魚を一尾、さばけたら!?」

初心者向け 魚料理 釣りコラム

 自慢じゃないですが、30代も半ばを過ぎるまでろくに包丁を握ったことがありませんでした。出来る料理といえばカレーライスぐらいだったかな?

そんな中で子供のとき以来の釣りを再開したんですが、やっぱり最初はサビキから始めたわけですよ。そしたらまあアジやイワシなんかの小魚が何十匹と釣れるじゃないですか。最初の数回は妻に頼んでいたのですが、さすがに何十匹と処理を頼むのは次第に気が引けてきて。そんじゃあいっちょやってみっか!(オラ悟空!)と思い立ち、見よう見まねで料理を始めて今に至ります。今では普段の釣りで釣れる大体の青魚や根魚はさばけるし、料理そのものも楽しいと思えるようになってきました。

私は主にネットで情報を集めて料理を覚えていきましたが、ネットは記事が消えたりURLが変わったり資料としてはやや不安定なもの。やっぱり紙の資料、本があれば安心で便利です。最近になって見つけたレシピ本で「最初にこれに出会っていればよかった!」と思ったものがあるので紹介します。 

「魚を一尾、さばけたら!?」

それがこの本。 濱田美里さんという方が書かれた「魚を一尾、さばけたら!?」というレシピ本です。

魚を一尾、さばけたら!?―濱田美里のお魚教室 お刺身から煮魚、自家製干物や手作り塩辛まで、シンプルレシピ150!

魚を一尾、さばけたら!?―濱田美里のお魚教室 お刺身から煮魚、自家製干物や手作り塩辛まで、シンプルレシピ150!

 

表紙のデザインを見て「これ女子向けの本や」と思ったあなた。まずは正解です。確かに「魚を一匹さばいて彼を驚かせちゃおう!」的なノリの導入文から本は始まります。

 しかし安心してください。中身はシンプルかつ丁寧なレシピ本でキャピキャピした感じはありませんでした。ゆえに我々おっさんが読んでも大丈夫です。

出版されたのが2007年なのですが、中身やデザインにあまり古さを感じません。

ファミリーフィッシングでお馴染みの魚レシピが中心

この本の半分ほどは、アジ、サバ、イワシのさばき方とそのレシピにボリュームがさかれています。ファミリーフィッシングで最初に釣れる、また最も多く釣れる可能性が高いサビキ御三家の魚たちです。残り半分はサンマ、鯛、カレイ、イカに関する内容。

とにかくアジ、サバ、イワシに関するレシピが豊富なのはうれしいところ。小魚だと、とりあえず油で揚げる調理になりがちですが、いつも同じ調理法だと飽きてくるのでこれは重宝します。

さばき方の説明が丁寧

さばき方の手順が豊富な写真を使って丁寧に説明されています。いままでいろんな魚レシピの本を見てきたけど、この本が一番分かりやすかった。 

たまにあるんです。『それぐらい分かるでしょ』って感じで途中の工程の写真や説明を省いてたりする解説が。分からんのよ、ろくに料理したこと無い人間には。『塩を適量』なんて言われても混乱するのよ…(これはまた別の話)

紹介されているレシピはシンプル

それほど手の込んだレシピはなく、使う調味料もだいたい家に常備しているだろうと思われる一般的なものがほとんど。

オーソドックスな鯖の味噌煮のレシピがあると思えば、ちょっと珍しいサバのサンドイッチなんてメニューもあったり古いもの新しいもののバランスが良い感じです。

というわけで、釣りを始めたのをきっかけに料理もやってみようと思っている方に自信を持ってこの本をおすすめします。 いやほんと”魚を一尾さばけたら”料理の幅や楽しみ方がぐんと広がりますよ!

魚を一尾、さばけたら!?―濱田美里のお魚教室 お刺身から煮魚、自家製干物や手作り塩辛まで、シンプルレシピ150!

魚を一尾、さばけたら!?―濱田美里のお魚教室 お刺身から煮魚、自家製干物や手作り塩辛まで、シンプルレシピ150!

 

こんなレシピ本もおもしろい

 釣りのオフシーズンということもあって、最近は図書館で魚関連の本を借り漁っています。そんな中で今回紹介した本に出会ったわけで。

他にも印象に残った本がこれ。辰兄の本。レシピ本というより魚をさばくための解説書という感じ。なかなかさばく機会が無いだろうなという魚も多いですが、写真がとても綺麗でビジュアル的に楽しめます。漢(おとこ)の本ですね。

梅宮辰夫の魚のさばき方 (タツミムック)

梅宮辰夫の魚のさばき方 (タツミムック)

 

魚好きにおすすめの漫画「築地魚河岸三代目」

確か映画化もされた漫画「築地魚河岸三代目」。これも釣り人に、とりわけおかず釣り師におすすめしたい作品です。レシピ本ではないですが、いろいろな魚料理が出てきます。

築地魚河岸三代目 (1) (ビッグコミックス)

築地魚河岸三代目 (1) (ビッグコミックス)

 

ざっくり言うと、築地市場を舞台にし魚を軸にヒューマンドラマが展開されていくグルメ漫画。魚に特化した美味しんぼと言えばなんとなく分かってもらえるかもしれません。美味しんぼみたいに偏った視点ではないので安心(?)して読めます。

とりあげられている魚が多彩で勉強になります。読んでいると確実に魚が食べたくなってくる作品ですね。登場人物も魅力的で面白い。英二さんがストイックでカッコイイんだな。漫画喫茶やネットカフェなんかだとたいがい全巻揃って置いてあるんで興味をもたれたら是非お読みください。

ちなみに個人的には美味しんぼも好きですよ。なんやかんや言ってもその後のグルメ漫画の流れを作った偉大な作品なことに間違いはない。小~中学生のころにブームがきてかなり影響されました。ドライビールはスプーンを舌に押し当てた味、生け簀の魚は美味しくない、日本酒は混ぜ物のない純米酒こそホンモノ、繁盛してる店や大企業はだいたい悪、金持ちや食通は俗物…。真偽はともかくとしてね…。

最近の美味しんぼはたまにパラパラと読むぐらいですが、ちょっと作者の思想が色濃く反映されていて読むのがしんどい感じですよね。

失敗を恐れず始めてみよう

というわけで海釣りを始めたけど料理をしたことがないおっさんに最適なレシピ本を紹介しました。いやほんとこの本のタイトルはシンプルかつ的確。「魚を一匹さばけたら」確実に世界が広がります。

私は料理の経験も知識も薄く「いちから魚を捌くなら刺身包丁が必要だな」と思いこんでたレベルです。そんな私がそれなりに料理ができるようになってるんだからカンタンなはず。

失敗したら食材がもったいないと思うかも知れないけど、サビキならそれこそ捨てるほど練習台となる魚が釣れます(捨てるって表現は良くないけども)。バンバン釣ってドンドン失敗していけばそのうち慣れるはずです。

せっかく海釣りを始めたんだから、自分で料理をして自分で食べて、最初から最後まで釣りをまるごと楽しみましょう。